車内シートや荷台に灯油がこぼれた時の対処と自分で出来る消臭方法
2023年11月21日更新
「灯油を運ぶ最中や灯油を給油している時に
車内に灯油がこぼれ、車内が臭いんです。
ニオイをなんとかできますか?」
寒くなり始めたころから灯油を使う機会が増えるため、
このようなお問い合わせをいただきます。
灯油をこぼす前に予防出来たら1番良いですが、
こぼれてしまった車の灯油、
ご家庭でもできる対処方法があります。
今回は灯油をこぼした時の
自分でできる対処をお伝えいたします。
また「自分では思うようにニオイが取れなかった」
というときの対処方法もご紹介!
目次
「灯油を車内シートや荷台にこぼしてしまってクサい!」
ふいに車内にこぼれた灯油、
鼻に付くツンとしたニオイはとても気になり
窓を開けたくなるくらいクサいですよね。
しかし寒い冬には必要不可欠な「灯油」!
配達という手もありますが、
ガソリンスタンドへ汲みに行くという方が多いでしょう。
灯油運搬中に、
「蓋が閉まってなかった、灯油がこぼれている」
という経験がある方も
多くお見えになるのではないでしょうか。
しっかり蓋を閉めたはずなのになぜか荷台が濡れ、
鼻を刺すような灯油のニオイが
車内からするということは
よくあることです。
「車に乗るたびに灯油のツンとした
臭いがして困っています。」という方必見!
灯油をこぼした時、
まず最初にご家庭でできる対処法をお伝えします。
家でできる!荷台に灯油をこぼした時の対処法
車内に灯油をこぼしてしまった時、
ご家庭でできる対処法はこちら!
その①新聞紙で吸い取る
新聞紙が灯油を吸ってくれます。
まずはとにかく押さえる!
できるだけトントン叩き、灯油を吸い取りましょう。
使い古しのタオルも良いですが、
やはり新聞がおすすめです。
その②アルコールを吹きかける
手指用アルコール消毒を吹きかけます。
アルコールで油が分解されます。
アルコールスプレーを吹きかけ、新聞紙で吸い取っての作業を
繰り返してみてください。
しかし②は、荷台から
灯油+アルコールのニオイがすると思うと、
少し気が引ける気がします…。
心配になるのも分かります。
アルコールをかけるのはちょっと…
という方はこちら!
ご家庭での対処に関する注意点
上記にて、アルコールの使用を紹介しましたが、
アルコールがプラスチック部分に
大量にかかり、そのまま放置しておくと、
劣化が早まる可能性があります。
アルコール消毒をご使用の際は
使用量や吹きかけたままにしないことに
注意してご使用ください。
プラスチックにアルコールがかかった場合には
タオルや雑巾でふき取りましょう!
また、灯油をそのまま放置しておくと、
灯油はこぼした箇所から
広範囲にどんどん広がり、
浸透していきます。
それによってニオイの元が広がります。
1番のおすすめは
できるだけ新聞紙で吸い取ることです。
灯油がこぼれた状況によっては、
シートの色が黒っぽくなってしまうこともあります。
車内の灯油のニオイを軽減(消臭)させる!
シートをたたいても、アルコールを吹きかけても、
正直まだニオイはすると思います。
もっとニオイを減らすために役立つのが
- 重曹
- お茶やコーヒーの出し殻
です。
重曹で消臭する方法
重曹は消臭にとても有効です。
下駄箱のニオイ消しにも使われるほど!!!
灯油をこぼした箇所に重曹をふり、
30分~1時間程度そのままにしておきます。
放置したのち、
掃除機で重曹を吸い取りましょう。
お茶・コーヒーの出し殻で消臭
方法は重曹と同様です。
使用済みのお茶っ葉やコーヒーのカスを
灯油が臭う部分に盛ります。
その後30分~1時間ほど待ち、
掃除機で吸い取ります。
その後もニオイが気になる場合は
乾燥させたコーヒーのカスをお茶パックに詰め、
車内に置いておくと、
消臭効果を発揮してくれますよ!
コーヒーカス、おすすめです。
お茶っ葉やコーヒーカスはベタベタのままでなく、
少し水が切れた状態のものを使用しましょう。
掃除機で吸い取った後は必ず乾燥させることが
大切です。
濡れたままにしておくと、カビの原因となりますので
ご注意ください。
お茶っ葉やコーヒーカスが濡れていると
シートやフエルト生地にシミができる可能性が
高いので、ベタベタのものを使うことは
避けてください。
「一刻も早くニオイを取りたい!」という方へ
小鳥商会エコドリでは、シートクリーニングによって
灯油のニオイをかなり軽減させることができます。
灯油をこぼしてしまった方からご依頼をいただきました。
荷台にこぼした灯油のクリーニングをおこなったところ、
こぼしたところは荷台にも関わらず、
2列目シートの下まで広がっていました。
こぼした灯油を放置しておくと、
灯油はこぼしたところから
もっと広範囲に広がり、
ニオイの原因がどんどん広くなっていきます。
ご依頼くださった方は、
灯油をこぼした後すぐにご連絡をくださったため、
ニオイの元を探りながら、
車内の灯油の臭いをかなり軽減させました。
購入して「1年」というお車の荷台をクリーニングをすることによって、
灯油のツンとしたニオイとともに、
上記のような灯油の黒さも取り除きました。
放置するよりも、自分で清掃をする。
自分で清掃をするよりも、
早めに業者にクリーニングを予約することが
1番のおすすめです。
灯油のニオイ、
「放っておいたら消える」ということはありません!
お客様の声
ご依頼をくださったお客様、
お正月にお友達を乗せられるということで、
急いで連絡をくださいました。
「ニオイが気にならなくなって良かった。
これで友人と友人の家族を安心して乗せられます。」と
喜びの声をいただきました。
喜んでいただけることが
私たちの励みであり、頑張る源です。
最後に
灯油をこぼした際、
ご家庭でできる対処はあくまで応急処置です。
- 自分での対処は怖い、不安
- できるだけ早く灯油のニオイを取りたい
- 後になってニオイが出てくるのは嫌だ
- カーシートに油が垂れた跡があるのが気になる
など、お困りの際はお早めに小鳥商会へご相談ください。